Profile
こんにちは。
透明水彩で主に花や女性を描いている十色 恵理と申します。
絵を描きつつこのホームページを作っています。
HP作りは素人で、いろいろな方の記事を読んで
四苦八苦しながら少しずつですが、、、
アーリーフィンチは早起き小鳥
〜絵と配色とデザインと〜
という、
欲張りなタイトルになってしまいました。
基本的には、水彩画の技法を初心者の方に向けて、
とにかく分かりやすくお伝えしていけたらと思っています。
さて、水彩画の技法などを扱ったページは星の数ほどあり、
すごい技術を持った方々が、惜しげもなく手法を教えてくれたりしています。
そんな中で、私のできることは何なのかと考えた時に、
仕事などで携わってきた、
「絵について」
「色について」
「デザインについて」
をトータルに
そして、試行錯誤してきた経験から、分かりやすく伝えられることではないかと思います。
「絵について」では水彩画や、その他のアートについて技法やコツなどを書いていきたいと思います。
もしかしたら、水彩画を初めたばかりの方や、これから始めようと思っている方には、水彩画だけではない世界が少し広がるかもしれません。
絵の壁にぶつかっている方には、目線が変わるきっかけになるかもしれません。
「色について」では、絵を描く上でもとても大切な、色選びや配色についてなどを書いていきたいと思います。
配色は、自分の世界観を表現できる、とても楽しい要素であり、悩みの種でもあると思います。
また、絵だけではなく、生活の中でも色はとても強い力を発揮します。
色に注目することで、描きたい絵のイメージを自分の中にある理想に近づける力になると思います。
そして、作品だけではなく、自分自身のイメージや心を上げる手助けにもなります。
「デザインについて」では、私のやってきたデザインの仕事にまつわりながら、絵や色と絡めて書いていきたいと思います。
デザインの分野は、絵を描く構図や題材を選ぶ時のクリエイティブな部分のスキルアップに役立つと思います。
人と同じは面白くないなと思っていたり、今までとは違う自分を表現したいと思ったり、何度か壁を破りたいと思うことが出てきます。
そんな時は、目線を変え、今までとは少し違うやり方で、逆から物事を考えてみることも良い方法ではないでしょうか。
いろいろなことを試してみたい、
好きなことをもっと深く追求したい、
もっと自分を表現したいといつも考えています。
自分の手で何かを作り出し、表現できる ものづくりが楽しくてやめられません。
そしてもう一つ、何かを楽しむためにも誰かに伝えるためにも、心を込めることが大切だと思っています。
小手先やうわべだけではダメだと、いろいろな場面で感じてきました。
自分の心が動かないものでは、人の心は動かないと思います。
まずは、一番に自分を喜ばせ、幸せにすることが大切です。
思い通りにできず、落ち込んだり、気弱になることもありますが、
いずれ心が浮いてくることを知っていれば、楽しみながら続けていけます。
紆余曲折しながら吸収してきた
絵を描く上で必要な、
「絵の技法」
「色」
「デザイン」
そして「心」
いろいろな要素を取り入れることで、作品の幅が広がり、自己表現がもっとできるようになるのではないかと思い、それを伝えていければと思います。
そして、人生を彩る仲間がたくさん増えると、とてもうれしいです。
ドキッとした友人からの質問
以前友人とライフプランについて話をしていたとき、
「年に一回は海外旅行に行きたい。」だの
「再婚はしなくていいけど良きパートナーは欲しい。」だの
他愛のないことを話していました。
その時、ふと友人に聞かれたのが「何歳まで生きる?」でした。
ドキリとしたのですが、とっさに出たのがその前の年に亡くなった母の「69歳」という年齢でした。
次の質問が「じゃあその年までどう生きる?」でしたが、何も答えられませんでした。
その頃は、ただ目の前の仕事と家事に追われていて、人生の目的が何だとか、どう生きるかだなんて考えてもいませんでした。
いつも何かに追い立てられている感覚でした。
だけどやらないといけないことに追われるだけの人生が嫌で趣味ややりたいことはたくさんありました。
水彩画、ドールハウス作りやトールペイント、映画鑑賞、読書などなど。
ただ時間に追われているためどれもこれも中途半端。
先の質問のとおり、もし69歳で命が終わるとしたら、、、。
60歳で今の仕事が定年になるとしたら、、、。
その頃は転職した設計会社での 店舗や住宅の空間デザインの仕事が3年目でした。
まだまだ学ばなければいけない事が山ほどあるのにスキルが上がった頃には定年かもしれない…
焦ったりいろいろなことが頭を巡りましたが、残業も多く、忙しい業務の中でただ日々目の前のやらなければいけないことをこなすだけ。
もちろんその仕事は好きで楽しいこともたくさんありましたが、働いていても休んでいても何かに追い立てられているという感覚がずっとありました。
そんなストレスがいっぱいの中でふと思ったのが、心が健康でないと好きなことができないということです。
苦しめられたアトピー性皮膚炎
私は離婚して数年した頃、アトピー性皮膚炎になり15年以上苦しめられました。
その内の10年間は特にひどく、とてもつらい出口のないトンネルの中にいるようでした。
体は風が吹くとヒリヒリして立っていられないような状態でしたが、その頃はパートで働いていました。
激しいかゆみでイライラして落ち込むことも多く、前向きになることが難しかったです。
医者に体の99%に湿疹か炎症があると言われ、じゃあ1%のきれいな所はどこかというと手のひらと足の裏だと、、、。
少し前向きになった頃通っていたヨガの先生が、「動物の一生の呼吸の回数は決まっていて、ゾウのようにゆったり息をする動物は長命でネズミのように早い呼吸の動物は短命、だから呼吸はとても大切でゆったりした呼吸を心がけましょう。」とおっしゃっていました。
それが全ての原因だとは思わないですが、心にゆとりを持って生きたいとは思いました。
ただ自分ではどうしようもできませんでした。
今では心が元気になったのが先か体が先かは分かりませんが、あんなに苦しめられていたアトピーのことも忘れているくらいです。
トンネルなので入り込んでしまったけれど、ちゃんと出口がありました。
仕事だけに生きたいとは思わないけれど、やりたいことをやり続けていたい、すべてにバランスよく豊かな人生を送りたいと思っています。
とりあえずやってみる
「今更?」と言われそうなことも、やりたいと思って勇気があれば、とりあえず一歩を踏み出してみます。
バイクにもう一度乗りたくなり、教習所の一日講習を受け勢いでバイクを買ってみました。
早朝に走っていると夜が明けていく空がとてもきれいで自然の色に感動しました。
以前から興味のあったパーソナルカラーとカラーセラピーの資格も取りました。
アトピーがひどくて暗いトンネルの中で もがいていたころにできなかったことを取り戻しているのかなという気もします。
友人との会話の数年後、私はフリーランスになり、ずっと住みたいと思っていた街に住み、心が自由な生活をしています。
たくさんの人に出会い助けられて今の私があります。
自分が幸せで楽しいと周りも幸せで楽しくなります。
私が伝えられることが何かの役に立ち、幸せになる人がいるならとてもうれしいです。
アーリー フィンチ■絵と配色とデザインと■
水彩画&デザイン&配色テクニック
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