映画は映画館で見るのが大好きなのですが、今回始めてドルビーシネマを体験しました。
前に住んでいた場所の映画館にはなく、実は、ドルビーシネマという存在自体を知りませんでした。
そもそもドルビーシネマとは??
「絶対気に入ると思うよ。」と勧められて、ワケも分からず、ドルビーシネマを初めて体験した率直な感想を書いてみたいと思います。
ドルビーシネマとは
ウキペディアを簡単に要約すると、「ドルビーラボラトリーズ」という、映画やテレビなどの音響技術の研究と開発を行っている米国の会社が進めている、最高峰の機材を導入した「プレミアムシネマ」とのことです。
なんと、本編の前に映像と音の説明が流れ、プチ体験もさせてくれます。
それでさらに、ドキドキ、ワクワク感が増してきました。
ドルビーシネマ体験
プレミアムシネマと言われるだけあり、シートも後頭部まで背もたれのある、いい感じの座り心地でした。
そしてなんといっても音響が素晴らしかったです。
まさに説明にあった通り、360度、音に取り囲まれるという感じです。
右側から出る音は右側から聞こえるという感じで、前後左右から音がやってきます。
映画に音響は重要だなと改めて感じるほど、ものすごく奥行きを感じました。
もう一つの説明で本当の黒色の体験というものがありました。
「普段の映画で見ている黒は本当の黒ではありません。」との説明で、とにかく色が深くて映像が美しかったです。
「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を観たのですが、ドゥカティのバイクの赤が印象的でした。
音の素晴らしさと映像の美しさ、シートの心地よさで、すっかり映画の世界に没頭しました。
終わって照明がつくと催眠術がとけたような感覚で、3Dや4DXとはまた、全く違ったのめり込み体験でした。
余談ですが、本編前の予告編の時は照明が明るいままで「え、まさかこのまま?」と思いましたが、ちゃんと真っ暗になりました。
明るいままスクリーンを見ているというのも、不思議な感覚ではありましたが。
映画館を楽しもう
今は、いろいろな会社が自宅で気軽に映画を楽しめるように配信を行っていますので、映画館好きとしては、映画館が減ってしまわないかと少し不安です。
実際、私も見逃した映画はテレビで見ますし、十分楽しめます。
ただ、今回ドルビーシネマを体験して率直に思ったのは「これならわざわざでも映画館で観たくなるな。」ということです。
金額は2,400円と通常料金より少し高かったですが、次もまたドルビーシネマで観たいなと思います。
ただ、めちゃくちゃ怖くなりそうなので、ホラー映画はやめておこうと思います。
真っ暗い中、耳の近くで声がしたりしたらと、想像しただけで怖くなります。
他にも食事を取りながらなど、映画館もいろいろと進化していますので、これからも映画館を楽しみたいと思います。
アーリー フィンチ■絵と配色とデザインと■
水彩画&デザイン&配色テクニック
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