SNSのアイコン用にと飼っているインコのイラストを頼まれました。
リアルなものではなくかわいらしいものをとのオーダーでした。
ここでは動物をかわいいキャラクターイラストにする方法をお伝えします。
写真を見ながらラフスケッチ
まずは、送っていただいたインコの写真を見ながら、鉛筆でスケッチブックなどにラフスケッチをしました。
なるべく線を少なく描いていきます。
この時点では、形を崩したり整えたりのディフォルメなども考えず、とりあえずいろいろ描いてみます。
形がうまく描けない場合は、写真をトレースしてもいいかもしれません。
今は100円ショップにもトレーシングペーパーが売られていますね。
お勧めは、見て描く方です。
写真をトレースしたものと、見て描いたものを比べると分かるのですが、見て描いた方が、形は整っていなくても、いい味が出ますので、最初はトレースをしても次の下描きでは見て描いてみるのもお試しください。
注目した部分が大きく描かれたり、デフォルメされていたり、楽しいです。
一回目の下描きはこんな感じで、ざっくりと描いてみます。
下描きを何度か繰り返す
次はそれを見てもう一度描きます。
これを何度か繰り返すうちに、だんだんと形が決まってきます。
今回はこんな感じで3パターン描いてみました。
パソコンやペンなどで清書します。
手描きの場合は大きめに描くと縮小されたときに上手く見えます。
ていねいに清書する
形が決まったら、パソコンやペンなどでていねいに清書します。
線の色をグレーや青で描くと、また違った雰囲気になります。
色をつける
色鉛筆やパステルなど、好きな画材で色を付けます。
線もいろいろ描いてみて、結局ラフな感じにしました。
完成です。
手描きの場合は、スマホなどで写真を撮ればアイコンなどに使用できます。
かわいいオリジナルのキャラクターをぜひつくってみてください。
アーリー フィンチ■絵と配色とデザインと■
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