仕事や勉強で机に向かっていてもなんだか進まない…
そういうことは、誰しもよくあることだと思います。
体調が悪い、好きではないことをやっているなど、原因はいろいろとありますが、突き詰めれば集中力が続かないということではないでしょうか。
今回は、何かに集中したいときに取り入れると良い色について書いてみたいと思います。
集中力の湧く色とは
色には、それぞれ人に抱かせるイメージがあり、それが心や体に影響を与えます。
自分が真っ黒な部屋にいると想像するのと、ピンク色で囲まれた部屋にいると想像するのでは、気分が違ってくると思います。
色は、良い影響を与えてくれることもあれば、気分が沈んだりと、効果がマイナスに働くことも、もちろんあります。
できれば良い効果を知って、生活に取り入れられると気分が明るくなったり前向きになれたりする力になるといいなと思います。
仕事や勉強など、集中力が欲しいときに見ると効果的な色は、「黄色」です。
黄色には脳の働きを促してくれる効果もあると言われています。
集中力を発揮したいときには、机の上に黄色いものを置いておくのもおすすめです。
また、黄色は、陽気になり、元気が出る色でもありますので、気分が上がる効果もあります。
ただ万能そうな元気カラーの黄色ですが、もちろんマイナスの効果もあります。
集中力の場合、黄色は今集中したいときに向いている色です。
そのため、同じ作業をやり続けないといけないときの集中に黄色は向きません。
長時間、黄色が目に入ると逆に気が散ってしまいます。
「黄色」は瞬間的な集中に効果的な色といえます。
長時間集中力が必要な時は
では、集中力を持続させたいときに効果的な色は何かというと、それは「青色」です。
以前に青色の効果の記事も書きましたが、青は気持ちを落ち着けてくれる色です。
持続的な集中力が必要な時は、ブルー系の部屋だと集中力が続きやすくなります。
青い物が写った写真を見るだけでも黄色い写真を見たときに比べ、心が落ち着いてくることを感じられると思います。
黙々と何かをやり続けたいときには、青いものが目に入るようにするのがおすすめです。
心が体に影響を及ぼすように、目から入ってくる色も脳で感知され、さまざまなイメージを湧かせて、心に影響を与え、その効果が体に現れるのだと思います。
集中力が続かないとき、落ち着いて物事を考えたいとき、「黄色」や「青色」の効果を取り入れてみると「集中力」に力を貸しててくれるかもしれません。
今までは、何となく色の効果を感じて生きてきましたが、勉強してみると効果のメリット、デメリットなどとても奥が深いことが分かりました。
基本は、自分の好きな色を使うということが一番気分を上げてくれると思っていますが、
気分を変えたいときには、積極的に今まであまり取り入れたことのない色も取り入れるきっかけになればと思います。
アーリー フィンチ■絵と配色とデザインと■
水彩画&デザイン&配色テクニック
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