心を落ち着ける色とは



自分の心を 思いどおりにコントロールするのが難しいときもあると思います。


緊張したり、落ち込んだり、イライラしたり…
平常心に戻そうとしても、自分の心なのに思うようになりません。


そんなときに色の効果を借りるのもよいかもしれません。



今回は、落ち着きたいときに見ると効果のある色のお話です。


心を落ち着ける効果のある色





心を落ち着けたいときには、青色を見ることをおすすめします。


青は寒色のグループです。
寒色には、水色や青緑などがあります。
紫がかった青、緑がかった青など、青みを感じる色が寒色と呼ばれます。



青から連想するものは、海や空、雨などがあります。

また、青色からは、冷静、静けさ、涼しさ、悲しみなどがイメージされると思います。


実はこの、色を見てイメージするということが、心に大きく作用します。

心と体はつながっていて、脳でイメージされたことが体にも作用します。



青色には、呼吸を整えたり、鎮静効果があり、寒色系の部屋では、体感温度が1.5度程度低く感じられるなるなど、色は心だけでなく、体にも影響を与えます。




イライラしたり、怒っていたり、燃えたぎっている心を沈めたいときには、青色を取り入れてみると効果的です。


色の取り入れ方




青色と聞いて真っ先に思いつくのは、青空ではないでしょうか。


心を落ち着けたい時、青空を見上げるのは、想像するだけでも、穏やかで爽やかな気分になれそうです。



また、青色に囲まれていると時間の流れがゆっくりに感じられます。


待ち合わせ場所には、寒色系の色みのお店を選ぶと、待っている時間が短く感じられ、心を鎮める効果も相まって、待たせたときに、相手をイライラさせないかもしれません。


鎮静作用では、眠れないときに青色の枕カバーを使うなどで、穏やかな眠りを得るのに効果的です。



色の効果がマイナスに働いてしまうとき





色の効果がマイナスに働いてしまうこともあります。

青は、日本でも世界でも人が好む色の上位にあります。

青色には、崇高や気高さなどのイメージもあり、高貴な人の服の色であったり、貴族を表す、ブルーブラッド(青い血)などの言葉もあります。



外的には青色の服を身につけると、相手に、知性を感じさせたり、冷静沈着な人柄をイメージさせることができますが、「冷たそうな人」と思われる場合もあります。




内的には、心が沈んでいることを「ブルーな気分」と言ったりしますが、精神的に沈んでいるときや寂しさを感じているときに、心を落ち着かせようと青色を取り入れると、ますます心が沈んでしまいます。


そんなときには、気分を上げる色を取り入れるようにしてください。
青とは逆の暖色系の色です。

こちらの記事も是非どうぞ⇒「元気が出る色を生活に取り入れる」



また、青色は食欲を抑える色でもあります。
ダイエットのときに青い食器などを使うことは効果的ですが、食欲を湧かせたいときには避けたほうが良い色です。


このように、色は簡単に生活に取り入れることができます。

その時々で必要な色を生活に取り入れ、心と体にプラスの効果があるとうれしいですね。



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