私は、集中力がすごいねと言われることがありますが、これは長く持続しません。
まさに今の短時間の没頭という集中です。
小さい頃から飽きっぽい性格で、一つのことに打ち込むということはどちらかというと苦手です。
ですので、アスリートや職人さんのように、一つのことをやり続けて極めている方を見ると尊敬します。
でも続けられない自分がダメだとは思いません。
なぜなら私はいろいろなことをする方が楽しいからです。
人それぞれだと思います。
絵を描くことは好きです。
私がやってきたことで、一番続いていることです。
ただ、やはり性格でしょうか、一つに絞れず、絵を描いたり、手芸をやったり、楽しそうだと興味が湧けば、いろいろなことをやってきました。
続くものもあれば、全くはまらなかったものもあります。
絵は好きですが、忙しいや思うように描けないなどの理由で、全く絵筆を握らない期間も数年間ありました。
今までやってきたことで、絵も含め、一番楽しかったのは、ドールハウス作りです。
ミニチュアが好きで、自分でも作りたくなり、子どもが触れないように、立って作っていることもありました。
その後、ハウスメーカーで1/100の住宅模型を作る仕事をするようになり、気持ちが満たされたのか?制作が止まってしまいました。
ドールハウスとミニチュア作りはまたやりたいと思っていることの一つです。
その後も、友人に誘われて、トールペイントをやってみたり、
最近は、水彩画を描きつつ、人形作りもやっています。
ドールハウスもそうですが、立体づくりがとても好きです。
だったら、それだけをひたすら…とはならないので、仕方がありません。
以前は、時間に追い立てられるように、漠然と生きていました。
結婚したから、仕事を辞め、出産。
家を建てて、パートで働いて…子どもが巣立ったら夫婦二人で…と漠然とそんな感じかなと思っていました。
ところが、人生とは、自分の思うようにはいかないものですね。
離婚、アトピーに苦しめられた十数年、、、母との別れ…紆余曲折、いろいろなことがありました。
人生は、先の先まで想定していても、無意味だなと思いました。
この想定は人生設計とは違って、
「こうなるといいな、」「こうならないといいな」と思い描くということです。
私は、心配性で、「こうなったらどうしよう」と思うことが多かったように思います。
ある時、友人に、「心配とは、悪い想像」だと言われ、なるほどなと思いました。
例えば、子どもが小さいときに「悪い人に連れて行かれたらどうしよう」
「事故にあったらどうしよう」
帰りが遅いときに「なにかあったのでは」と思ってしまう…
すべて、悪い想像です。
予防は必要だけれど、悪い想像は不要だなと思いました。
それでもやっぱり心配性ですが、前ほど不安ではなくなりました。
自分の心の浮き沈みや不安は、自分の思い込み次第の部分も大きいのだと思います。
「継続できない」も自分の考え方一つで、ポジティブにとらえることができるのではないかと思います。
今は、夢があり、毎日が充実しています。
1つのことを継続できなくても、夢をたくさん持てば、そのうちいずれ、楽しいと思えることに出会えると思います。
ロンブーの淳さんが、学校で将来の夢をたくさん書いたら、先生から1つにしなさいと言われ、戸惑ったというようなことをテレビ番組で話されていました。
アラン&バーバラ・ピーズさんの著書「ブレイン・プログラミング」の中でも夢はたくさん書き出し、意識するということが書いてあります。
実は、私も夢を、小さなものから大きなものまで、100個くらい書き出しています。
そんな夢の1つに、アトリエのようなサロンのようなゆったりとした空間をつくりたいというものがあります。
店舗デザインをやってきた経験をフルに活かして、自分好みの空間をつくりたいと思っています。
1つのことを突き詰めてされている方は、早い段階で人生の目標や夢、好きなことが見つかった方だと思っています。
小さい頃から、1つのことをやり続けて、すごい領域に行っている方々は、どんな景色を見てるんだろうな…と憧れつつ、
私は継続できないからこそ、いろいろなことに挑戦して、あがいて楽しめているのかなとポジティブにとらえています。
何かをやるときには、モチベーションが大切になってきます。
難しいことに挑戦するときはなおさら必要です。
心も人生と同じで、自分の思い通りにいかないかもしれませんが、
どんなことでも、できるだけポジティブにとらえることができれば、
心が上がり、モチベーションが保て、いろいろなことに挑戦していけるのではないかと思います。
アーリー フィンチ■絵と配色とデザインと■
水彩画&デザイン&配色テクニック
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