イベントなどで、ポスターを作りたいけれど、印刷を頼むほどでもないし…。
でも目立つ大きなポスターは欲しい。
そんな時に、チラシからポスターを作ってみませんか?
手軽に作ることができて、1日のイベントやワークショップなどでも使え、きちんと作れば、見栄え良くできます。
①ベースになるチラシなどを用意
まずはベースになるチラシなどを用意します。
今回は、パソコンでA4サイズのチラシをレイアウトしてみました。
仮想の作品展のチラシを作り、家庭用のプリンタで出力しました。
②チラシを拡大する
今回はパソコンでA4で4枚分になるように拡大して4枚出力しました。
もちろんコンビニのカラーコピーなどで拡大してもOKです。
ここで注意するのは、切れている部分はお互いが少しずつ重なるように拡大することです。
③隣り合う2枚をまずつなげる
隣り合う2枚をきれいに重ねます。(先に上下を重ねてもよい)
下に白い紙を敷いたり、窓ガラスなどで透かして見るなどして、ピッタリと合わせます。
このピタリと合うかどうかが出来上がりに影響しますので、できるだけずれないように重ねます。
重ねたら、2枚がずれないように両端をテープでとめます。
このテープは最後に剥がさないといけないので、セロテープを使う場合は、1度手のひらなどにくっつけて、粘着力を弱めて使った方がいいです。
④カッターで切る
2枚がばらばらにならないように、テープでとめた両端を少し残し、2枚重なっている部分にカッターで切れ目を入れます。
2枚一緒に切ります。
⑤裏返してテープでとめる
バラバラにならないように気をつけて裏返します。
裏返すと、切る時に下になっていた重なった部分がはずれるので、取り除きます。
細い紙の部分です。
その細い部分を取り除くと、2枚一緒にカッターで切ったので、切り口がピタリと合っています。
スキマが開かないように、2枚をセロテープでとめます。
一気に長いテープで貼るとテープがよれたりするので、テープは短めに切り、少しずつとめていったほうがきれいに仕上がります。
⑥オモテに返して、不要部分を取り除く
オモテに返します。
不要部分を取り外します。
テープでとめているところが破れないように、ていねいにはがします。
⑦③〜⑥を繰り返す
残りの2枚も同じ様につなげます。
⑧上下をつなげる
上下も同じ様に、両隣2枚をくっつけた上部分と下部分をつなぎ合わせます。
⑨出来上がり
最後に4辺のずれている部分を切り落として、きれいな長方形にしたら出来上がりです。
ていねいにつなげると、つなぎ目がほとんど分からないくらい、きれいに仕上がります。
もっと大きくしたい場合は、拡大に合わせ、つなげる枚数を増やしていくだけです。
1回だけのワークショップや短期間のイベントなどで、お金をかけずに、ポスターなど大きなものを作ることができます。
また、1度覚えると、会議資料や表を作る時など、ビジネスの場面でも応用が効く、重宝するワザです。
私は、イベント時のポスター以外でも、建築図面を拡大した時や、プレゼンボードを作る時など、きれいにつなげることができるこの方法を使っています。
アーリー フィンチ■絵と配色とデザインと■
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