水彩画で肌色を作る絵の具2色



水彩画で花や果物などを描いていましたが、最近は、人物を多く描いています。


色みも、以前は、きれいな色を使っていましたが、濁った色がどうしても好きなので、透明感を出しつつ濁った色をうまく使えないかと四苦八苦しています。



人物は、描いていて、とても楽しいです。
花を描くよりも難しいとは言いませんが、肌色は、何色を使うかとても迷う部分です。



ここでは、私の基本の肌色の作り方を紹介したいと思います。

基本というのは、私の絵の中では、一番肌色らしいかなと思っている色です。
絵の雰囲気にあわせて、肌の色も変えるので、これが正しいわけではありませんが、少しでも参考になればうれしいです。


使う絵の具は、2色です。

以前の記事「最初に揃えた絵の具11色」で紹介しているうちの2色を使っています。



よろしければ、こちらもぜひ⇒「最初に揃えた絵の具11色」




絵の具は、透明水彩絵の具を使っています。

透明水彩画では、絵の具の白は基本、使いません。
私も水彩の白絵の具は持っていません。
(余談ですが、人形を作るときの粘土に練り込む用のアクリル絵の具は白をふんだんに使います…)



では、白っぽい表現はどうするかというと、

白は、色を塗らずに、紙の白を活かします。


肌色にはこの2色



私が肌色に使う絵の具は、この2色です。


1色目は、黄色で、ホルベインの透明水彩絵の具「オーレオリン」





2色目は、ピンクで、ホルベインの透明水彩絵の具「オペラ」




この2色は、きれいめの色を出すときには、よく使う2色です。




肌色っぽい絵の具を使ってみたこともありますが、白が混ざっているため、透明感が出なくて、私には使いにくかったです。




肌色の作り方


作り方というほど大げさなものではありませんが、パレットに絵の具をほんの少し出し、水を混ぜて、うすく溶きます。


まずは3つのかたまりで水に溶いておきます。

1つは、2色を混ぜたもの。自分が塗りたい肌色に近いもの

あとの2つは、黄色、ピンクをそれぞれ混ぜずに溶いておきます。

おそらく、思っているよりもかなり薄めに溶いていると思います。




こんな感じです。

量は、分かりやすいように少なくしてます。


肌色塗り方

塗っていきます。



まずは、2色混ぜたものを、全体に塗ります。
塗る前に、水を紙に薄く引いてから塗ると、ダマにならず、絵の具がきれいに広がります。

最初に塗った絵の具が乾ききる前に、影になる部分に絵の具をのせていきます。

完全に濡れた状態だと、絵の具を置いても広がっていくだけだし、完全に乾いた状態では、なじまずに浮いてしまいます。

絵の具がなじまない場合は、筆に水だけを少し付けてなじませたい部分をぼかします。


影なので、暗い色を入れると早いのですが、そうすると、くすんだ感じの肌になってしまいます。

少しずつきれいな色を重ねていくほうが透明感は出ます。

頬にピンクをを塗っていきます。


ピンク単色か、もしくは2色を混ぜた色にピンクを足して少し濃くして、塗っていったり、水のついた筆でぼかしたりしながら、なじませていきます。



あとは、この塗り重ねる工程を繰り返していきます。

慣れてくると、いきなり濃い色を塗っていってもいいのでしょうが、私は、全体の雰囲気を見ながら、ちまちま塗っています。

人物だけ先に塗るのではなく、全体を徐々に仕上げていくほうが、絵全体の色のトーンを合わせやすいのと、濃い色を入れるとなかなか修正が難しい水彩画では、格段に失敗が少ないと思います。


いろいろなやり方を試して、自分の作品のカラーに合った肌色が出せると、うれしいですね。


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