あじさいの描き方




あじさいは様々な色が混ざり合っているとてもきれいな花で、水彩画のよいモチーフになります。

ただ、小さな花が集まって形づくられているため、形を取るのが難しく、バランスや色合いなど、描くのが大変だなと思うこともあります。



今回は、私のあじさいの描き方を書いてみたいと思います。

あじさいの形を取る




あじさいを描くときに何に一番気をつかうかというと、下書きの形を取るところだと思います。

私は、下書きの段階でしっかりと形を取ります。
ほとんど塗り絵のような状態の下絵にします。


あじさいを描くときにパーツが多すぎて、どこから手を付けたら良いかわからない、どうやって形にしていけばいいのか迷うことがあるかもしれません。



形を取るときに、私が気をつけているのが、部分部分を見るのではなく、全体の形をひとまとまりで見るということです。



外側の形が、見たとおりになっているか、全体の形を見比べると、形が取りやすくなります。



つい形を整えたくなるのですが、まん丸のきれいな形にしない方が自然な形になると思います。




また、花の一つ一つを描くときに気をつけているのが、花の形だけを見るのではなく、影になっている暗い部分の形を取るということです。



この細かいところの形をていねいに描いていくと、段々とあじさいの形ができあがっていきます。


あじさいの色を塗る



あじさいは作りが細かいので、細部までこまかく描くよりは、中心部をしっかり描き込み、中心から離れるほどふんわり描くと丸みが出やすいと思います。



絵全体も花と同じように、主役の花はしっかり描き、遠くにある花はぼんやり描くと遠近感が出ます。


この、ぼんやり描く、遠くの花のときにも、花の外枠の形を取るやり方で全体の形を取ると描きやすいです。





色は、複雑な色合いを出すために、いろいろな色を使います。

ただ、混色は1ヶ所につき、多くても3色くらいまでが無難です。

あまり色を混ぜすぎると、どんどんにごっていきます。



使う色によっていろいろな色合いのあじさいができあがります。



赤紫系のあじさいです。


ベースは黄色系を塗り、黄色が乾かないうちに、赤紫やピンク系の色をたらして紙の上で色がにじむようにしています。


乾いたら、花に使った赤紫などを濃い目に溶いた絵の具を影の暗い部分に塗っていきます。

影を同系色で塗ると、ひとかたまりになった花の感じでまとまります。


最後に花びらの線などを書いていきます。
この線も同系色の色で、不自然にならないように強弱をつけて書いています。





青紫系のあじさいです。


ベースは同じように黄色系を塗っています。

黄色が乾かないうちに青や紫色を塗っていきます。


花の中心は、あらかじめマスキング液でふさいで色が入らないようにして、最後に黄色で塗っています。


最後に、暗い部分の茎や花びらの模様などを花に使った色で描いていきます。



色とりどりのあじさいは見ているだけでも楽しいですが、何度描いても、形や色など全く違った絵になり、そこも面白いと思います。

種類や色もたくさんあり、とても描ききれませんが、これからも挑戦していきたいモチーフです。



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