前回は、肌色らしい肌色として、黄色とピンクを使った塗り方を紹介しました。
ただ、いつもその色で肌を塗っているわけではなく、背景やイメージなどに合わせて、肌色を変えることもあります。
今回は、違った色みの肌の塗り方を書いてみたいと思います。
水彩画で花や果物などを描いていましたが、最近は、人物を多く描いています。色みも、以前は、きれいな色を使っていましたが、濁った色がどうしても好きなので、透明感を出しつつ濁った色をうまく使えないかと四苦八苦しています。人物は、[…]
今回使った色は、こちら、
ホルベインの「オペラ」(ピンク)と「パーマネントバイオレット」(紫)です。
前回同様、オペラとオーレオリンで塗った肌がこちらです。
奇しくも同じあじさいをモチーフにしていますが、いかがでしょうか。
肌色で絵のイメージが、かなり違ってくるのではと思います。
色を塗るとき、肌色は難しく、いつも試行錯誤しています。
「肌はこの色」という先入観にあまりとらわれずに描いていきたいと思っています。
少しでも人物を描くときの参考になれば嬉しいです。
アーリー フィンチ■絵と配色とデザインと■
水彩画&デザイン&配色テクニック
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